ナチュラルワインの発祥地『ボジョレー』の自然派ヌーボーとは?11月第三木曜日解禁

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自然派ヌーボー4種類の詳細を紹介 、造る人による個性が面白い

50人の収穫人で徹底的な選果を行うラピエール、軽やかな王道の味わい

本家といえる『ラピエール』現在はマチュとカミュの兄弟二人で造ります。それでたくさん並んだ木製の大樽に仕込んでいきます、ここが凄いのは収穫の人数、50人くらいが合宿のような泊まり込みで。それは収穫現場での選果を厳しくするためで、年によっては熟度を追及するために同じ場所を2回に分けて収穫もします。それは製造がシンプルなので腐敗した葡萄を入れると直接にワインの質に跳ね返ってくるのです。
タンクでは自然に発酵されピジャージュはあまりしないことで抽出もせずに軽やかに仕上げます。ボージョレヌーボーの王道の味に仕上げてきます。

ラパリュ 濃縮感のるヌーボーを造る、玄人好み

南のブルイィにある『ジャン・クロード・ラパリュ』 職人肌で樹齢の古い60年~70年なく惜しげなく使う、丁寧に小さなタンクで発酵 花崗岩で砂質の土壌、凝縮度をもったヌーボーを造ります。このワイナリーが有名になったのは1995年にボジョレーなのにめちゃくちゃ濃いものを造った、それをボルドー瓶に入れて誰もがボジョレーとは思えないものを造り驚かせた! 常に濃縮あるものを造りたいという思想で、玄人好みともいえて日本の自然派ワインを昔から取り扱うレストランで絶大の支持を集めています。

女性的、繊細な味わいのレミ

南のブルイィにある『レミ・デュフェイトル』 見た目は強面だけど人柄は優しい、ここも樹齢も高い葡萄を使うのだけど、 優しくエレガントに仕上がる フローラーでアロマティツク、上記ラパリュのすぐ近くでほぼ同じ原料なのに不思議、
ここのヌーーボーは1年くらい置いても透明感があるものに仕上がります。

センス抜群なブルゴーニュの巨匠パカレは妖艶な味わい

ブルゴーニュの自然派巨匠『フリップ・パカレ』もヌーボー造りに参入、 ラピエールの甥っ子であり、生まれ故郷のモルゴンなどの畑を買う、普段はいとこのクリフトフ・パカレが管理を行い、醸造設備もそちらを使い仕込むスタイルで、
彼が凄いのは狙った味わいに仕上げるところ、幾つかのタンクを造りそれをブレンドして味を仕上げていく。日本には2社の輸入元がありそれぞれ味わいが違う(当社の入荷はエレガントタイプのもの)しかしパカレ味、妖艶な味わいはどちらにもキチンとある。

このように自然派ヌーボーは個性や人柄が出る!!それが特徴です。 

今年の状況ですが、例年より2週間早く進んで収穫はお盆明けから一部始まってくる、さほど熱くない穏やかな春、降ると葡萄の芽がやられ収穫が減る雹も霜なかった。今年はフランス全体も南が少し雨が多くベト病があったのぐらい全体に良い、今回のコロナ・パンデミックでフランス全土に外出禁止令が出たけれど、農業に従事している場合はその限りもなく、各生産者は誰も来ない誰も出ていかないので畑の集中できた。

もちろん例年より販売より落ち込みけど『お祭り』で楽しみにしてる人も多いですし、皆様も是非楽しみにしてください! 1年間の生産者の成果が出ていますので

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